ザ★カインズ旅行手記 2003.9.15

 

「リベンジ!東京湾一周」

第四章

            和賀 英樹

 

   〜前回のあらすじ〜

   正直小ねずみのヤス艦長は悩んでいた。藤の花と漬物石をあわす事

によって発令される本艦最大の武器「ギャク・ノート」。これは乗務

員3名で特殊物質「ジュコウ」をヤチョウ部に移植しなくてはなら

ない。失敗したときのリスクは膨大だ。その時僚友であるボーヤツ

キー副船長がニヤリと笑った。

                訳分かんね〜!

 

 「東京ドイツ村」のゲート。今回はクーポン券が無い。つまり入場券売り場で定額の料金を払う訳だが、前回と比べるともの凄く高く感じる。何故か渋々お金を払う。

 さてどこに行こうか楽しみだと村内に入ると、

 「なんだこりゃ〜!」

 またカインズのハモリ。また一人だけハズしている。村内の間取りは前回書いたので省略するが、まず駐車場に車が駐車している!当たり前の事だが、ここでは当たり前でなかった前回。その前回しか知らない我々は驚愕した。左の池にスワンがいっぱいいる!右手の広場に人と車がウジャウジャしている!パターゴルフに人がごった返している!観覧車に人が乗っている!バーベキュウは時間のせいか閑散としていたが、芝ぞりに関しては順番待ちしているほど人、人、人だ!侮り難し「東京ドイツ村」!

  これも「リ・ベ・ン・ジ」

 

 「どうしようか〜?」

 我々はここに昼下がりのアンニュイさを求めてやって来たのに、これでは昼下がりの肩下がりだ。入村料がやたら高く思えてきた。この数値だけは右上がりだ。取りあえず一周し、改めて驚愕感を満喫しながらマルクトプラッツに到着。ここはそう「サザエさんハウス」だ。何故来たかというと空いていたからである。

 各々バラバラに散っていく。ショッピングに行く者、アイスクリームを食べる者、芝生でボーットしている者、六者三様だ。そう、ここにはそんなにする物は無い。程なく皆飽きて駐車場に集まる。といっても次の目的は無い。

 「どこ行きます?」

 と、聞いてみてもなかなか答えが出ない。変な空気が流れる中、矢ヶ崎君が芝ぞりがやりたいと提案。そういえば昨年に行きたいといっていたが、時間が無くて行けなかった。そう、

  「リ・ベ・ン・ジ」

 移動する。でもアッというまに到着。ここも駐車場がいっぱいだ。しかも、まだ順番待ちしている。取りあえず外に出てどうしようかしばらく考える。ボケーッと5分が過ぎ、諦める事にした。

  「リ・ベ・ン・ジ・ならず!」

 なんとなく皆が車に乗り、人だかりの車窓を眺めていると、あのバズーカーが見えてきた。特に行きたい所も無かったし、ここで帰るのも何なので寄ってみる。

 ここにはバズーカーとアーチェリーがあり、やはり行列しているがそれ程でもない。折角だからと常見さん、矢ヶ崎くんはバズーカーへ。貴日さん、和賀はアーチェリーに並ぶ。河野さんは見てるだけ。おあずけされている犬のようだ。アレ?村山は何処に行ったんだ?マアいいや、並ぼう並ぼう!ナンダ?どう並んでいるか分らないぞ!他の客も戸惑っている。私が他の客とドウダコウダと話していた10分後、バズーカー組が帰ってきた2人は、すがすがしい顔になっていた。日ごろのストレスを発散したようだ。その5分後貴日さんと私は同時に台につく。私、的を外すことなくご満悦な結果。これなら五輪のメダル候補だナ。横を向くとまだ貴日さんが撃っていた。前回のゴルフの事もあるのでどうかと思ったら、ピッとした姿勢でサマになっている。腕前はどうか気になって「先に出ま〜す」などといって、ソーっと近くでみると、私よりいい成績だ!貴日さんすみません。正直ちょっとビックリしちゃいました!金メダル。

 

 そんなこんなで閉村時間を待たずに「東京ドイツ村」を後にするカインズ。ナンダか人を第一印象で決め付けてはいけないという教訓を教わったようだ。確かに今日は休日だもんね。毎日が前回の様ならとっくに潰れてる。一寸心配していただけに安心した。もう来ない場所だろうが、もし来る様な事があったら平日にしよう。

 

 それにしてもこれで帰るのは時間が早すぎる。という事で次は「海ほたる」を目指す。最初はスルーしようかと思っていたが時間があるので、寄ることにした。が、申し訳ない!行ったかどうか忘れてしまった!行ったような気もするが印象が無い。またパーキング渋滞していて辞めたような気もする。どうだったっけ?今日敬老の日。私の頭も老けてきた様だ。面目ない!

 

 東京アクアラインを降りて川崎市に入る。まだ明るい。もう今回の旅行も終点が見えてきた。今回のテーマ「リベンジ」もある意味色々リベンジ出来て各自は良かっただろう。常見さんが少し遅刻して、どうなるだろうと思った久里浜。フェリーでは矢ヶ崎君も遅刻した。大いに盛り上がった「ばんや」は間違いなく今日のメインだ。楽しかったし美味しかった。逆リベンジされた「東京ドイツ村」は、もうちょっと遊びたかった。でも1番良かったのは皆が無事に帰れた事だ。などと思いながら川崎駅に到着。皆さんお疲れ様でした。この後自由解散という事で今回の旅行も終了。旅行手記も無事終了。ちょっと期間が開き過ぎて記憶があやふやになってしまった事をお詫びします。次回も乞うご期待!来年はどこに行こうかな〜?

  「もう終ってるよ!」

         スペース☆カインズ一同

 

ザ★カインズ旅行手記 Vol.2 第4章


第3章へ
ホームページへ
一つ戻る
トップページへ